限界社会人の遊戯王ブログ

仕事に追われる限界社会人YPのブログです。

「相剣」の魅力

みなさん、にんにちは、こんばんは。

 

そろそろ限界社会人のしーたです。

さて今回は「相剣の魅力」について書いていこうと思います。

 

「相剣」というテーマはそもそも何なのか?

強いのか?

楽しいのか?

といった基本的な要素について紹介していきます。

既に相剣を使用している人からしたら「そんなこと今更」という内容かもしれませんが、改めて振り返ってみることで新たな気付きがあるかもですので、、

暖かい気持ちで読んでいただければと思います。

 

 

【相剣とは】

「相剣」テーマは11期の「BURST OF DESTINY(バーストオブデスティニー)」というパックにて初収録された「シンクロ」テーマとなります。

情報が出た当初は「シンクロテーマの集大成だ」「シンクロもここまで来たか…」と話題になり、当時の環境にもちらほら顔を出すようなテーマでした。

(ちなみに「妖目の相剣師」というカードはテーマ化する前に登場しています)

では、何故「シンクロの集大成」と呼ばれていたのか。

そこが相剣の魅力であり、強みでもあります。

 

 

【相剣カードについて】

代表的な「相剣」テーマのカードを紹介します。

まずはこのカードを見ていただきましょう。

相剣の核でありキーカード。

①の効果で召喚・特殊召喚成功時に手札(「相剣」カードor幻竜族)を1枚相手に見せることで「チューナーモンスター」を特殊召喚します。

効果の発動コストは「手札を1枚見せる」だけで、手札が「減らない」のが本当に強いです。

さらに②の効果も馬鹿にできません。

シンクロ素材として墓地へ送られた場合、デッキからカードを1枚ドローできます。

そもそも相剣はシンクロ召喚をするテーマなので、当然このモンスターはシンクロ素材として使用します。

つまり、このカード1枚で「自分フィールドにチューナーを特殊召喚」「デッキから1枚ドロー」という2つのアドバンテージを得ることができます。

効果が優秀で、アドバンテージしかないので相剣デッキの強力な初動札の1つですね。

 

 

続いてはこちら。

①の効果で手札(「相剣」カードor幻竜族)を1枚捨てることで、自身を特殊召喚しつつ「チューナーモンスター」も特殊召喚します。

先ほどの「相剣師ー莫邪」とは違い、手札を1枚捨てる必要があるので、闇雲に効果を使用すると長期戦で不利になることはあります。

しかしこのカードの強みは「レベルが6」である、というところです。

手札コストはかかりますが、龍淵を使用することでバロネスといった汎用レベル10シンクロを使用することが可能となり、戦術の幅が広がります。

さらに②の効果で自身がシンクロ素材となることで、相手に1200ものダメージを与えます。

この1200というのがすさまじいですね。

残り6800のLPを削ることを考えれば良いですから。

このカードを如何に上手く使用できるか、で勝率は大きく変動してきます。

まぁ…基本は脳死で効果を使用していますが。。

 

 

さてさて、続いてのカードはこちら。

効果を見ていくと①で墓地からカード(「相剣」or幻竜族)を除外することで「チューナーモンスター」を特殊召喚します。

②についても、シンクロ素材となることでデッキから「相剣」カードか幻竜族を墓地へ送ることができます。

上記の効果からもわかるように、このカード自体は残念ながら初動札とはなりえません。

そもそも墓地にカードが無いと①の効果を使用できませんからね。

しかし次のカードの存在により、泰阿も相剣デッキには欠かせないカードとなります。

 

 

こちらが相剣における「完全1枚初動」カードです。

効果自体は割とシンプルで①はデッキから「相剣モンスター」を手札に加えます。

この効果で先ほどの「相剣師ー泰阿」を手札に加え、そのまま召喚することで泰阿の効果を起動できます。

そこからレベル8のシンクロへ繋げ、展開を広げていきます。

②の効果もシンプルで、このカードが除外された場合、自分フィールドの相剣モンスターか幻竜族のレベルを1つ上げ下げできます。

この効果により、これまで紹介したカード達でレベル7~11までのシンクロモンスターを出すことができます。

これも戦術の幅を広げたり、様々な状況に対して柔軟に対応することが可能となります。

また、①の効果は「相剣モンスター」を手札に加えるだけでなく、自分フィールドにシンクロモンスターが存在する場合、代わりに「幻竜族」も手札に加える選択肢とすることができます。

ただのテーマ内サーチカードに留まらないのがとんでもないですよね。。

(半年だけ準制限カードだった時期もありました…まぁ…強いもんね…)

 

 

では、魔法カードをもう一つ。

フィールド魔法みたいな見た目と名前の通常魔法。

①の効果は相剣専用の死者蘇生です。

しかしこちらも「龍相剣現」と同様に、自分フィールドにシンクロモンスターが存在する場合、幻竜族の死者蘇生に化けます。とんでもないです。

(あんまり相剣以外に使ったことありませんが…)

このカード、割と上振れ札なイメージもあるかもしれませんが、意外に打開札ともなります。

中・長期戦になった際に手札にあると安心できる1枚です。

②の効果は「龍相剣現」と同じ効果です。

相剣魔法カードの共通効果ですね。

 

 

では、続いて罠カードをご紹介します。

なんか意味深なイラストのカード。

①は幻竜族の「ゴッドバードアタック」です。

少し違うのは「相手フィールド」のカード2枚を破壊するところですね。

なので、相手フィールドにカードが1枚しかない場合は発動ができません。

しかしテーマ内で妨害手段を用意できるのはやっぱり便利です。

相剣はカードを手札に加える効果がいくつかあるので、このカードにアクセスすることも難しくはありません。

その為、手札事故を起こしても最低限の妨害手段として使用しやすいのがいいですね。

 

 

ではでは、次から本題。相剣シンクロモンスターです。

間違いなく一番使うシンクロモンスター

「相剣」の軸であり潤滑油ともなる強カード。

①の効果でシンクロ召喚成功時にデッキから「相剣カード」を手札に加えるか、除外します。

この「相剣カード」という文言が強すぎます。

もちろん状況にもよりますが「龍相剣現」をサーチすることが多いかな、という認識です。

「龍『相剣』現」なので、問題なくサーチできますからね。

「龍相剣現」をサーチしてそのまま発動することで、相剣か幻竜族を手札に加えることができます。

「サーチカードをサーチするな!」という声が聞こえてきそうです。

また②の効果も強力です。

自分の手札or墓地から相剣カードか幻竜族を除外することで、フィールドのモンスターの効果を無効にできます。

もちろん相手ターンにも発動できる「誘発即時効果」というやつです。

最近は無効系の効果には標準搭載ですね。

このカード1枚で「追加の展開」と「妨害」ができるので、まずはこのカードをシンクロ召喚することに全力を注ぎます。

注意としては①と②は1ターン中に「いずれか1つ」しか使用できません。

①を使ったターンには②の効果は使えない、ということですね。逆も然りです。

本当の最強カードにしないよう、気を付けましょう。

 

 

続いてのシンクロモンスターはこちらです。

カッコいいですよね、イラスト。

エースカードらしい大味な効果を持っています。

①は除外されているカードの枚数分、自分の攻守を100アップ、相手は攻守が100ダウン、といった効果です。

100しか上がらないのか…と思うかもしれませんが、重要なのは「相手の攻守は100ダウンする」ことです。これにより1枚あたり200もの差が生まれます。

さらに、これまで紹介したカードを見てもわかるように、相剣はカードを除外する機会が割と多いです。

しかもこのカードの②の効果でも、カードを除外することができます。

加えて、カードが除外されていれば何でもいいのです。

相手のカードでも自分のカードでも、表側でも裏側でも問題ありません。

「強欲で貪欲な壺」で10枚除外してしまえばそれだけで2000もの差を生み出すことができるのです。

元々の攻撃力も3000なので、ムキムキになれます。

そして③の効果もなかなかです。

カードが除外された場合、相手フィールド&墓地のカードを1枚ずつ追加で除外ができます。

追加で2枚も除外…弱いわけがありません。

②で除外した後に、さらに2枚除外というこのカード単体でも起動ができるのも強いポイントです。

 

 

では、最後のシンクロモンスター

闇落ち龍淵。

悪そうな見た目ですが、カッコいいですね。

①効果はこのカードが存在する状態で、幻竜族シンクロモンスターシンクロ召喚した場合にデッキから1枚ドローできます。

積極的に狙いにいきたい効果ではありますが、実際なかなか難しい印象です。

初動は赤霄を出しに行くことが多く、レベル10シンクロも龍淵から出すことが多いということもあり…

しかし、このカードは①の効果も強いですが、②③の方がメインになります。

②は相手がモンスターを特殊召喚した場合、③は相手が魔法・罠カードの効果を発動した場合、そのカードを除外しつつそれぞれ1200ものダメージを与えます。

それぞれ効果自体は無効にしませんが、単純にフィールドから除外するのは強力です。

永続魔法やフィールド魔法なんかは効果処理時にフィールドに存在しない場合、不発になりますからね。

そして何といっても1200のバーンダメージですね。

現代の遊戯王において、特殊召喚をしないデッキや魔法・罠カードを使用しないデッキはほとんど無いので、ほぼ間違いなく2400ダメージを与えることができます。

さらに龍淵を素材としてシンクロ召喚した場合、

龍淵で1200+七星龍淵で1200+1200=3600ものダメージとなります。

もう相手のライフは4400しかありません。

ライフでもアドバンテージを取れてしまうカードがテーマ内に存在しているのは非常に大きいです。

 

 

…相剣の魅力、というよりはただのカード紹介になってしまいましたね。。

改めてここから魅力の部分について紹介していきます。

 

 

【相剣の魅力】

相剣の魅力その①

展開が非常にシンプル!

 

カードの紹介をつらつらと書きましたが、相剣は展開が非常にシンプルです。

 

相剣メインモンスター達が自身の効果でトークンを生成するので、チューナーを展開したりコンボパーツを手札やフィールドに集める、といった複雑な展開が少ないです。

単純に「相剣モンスターを召喚」し「トークンを生成」後「シンクロ召喚」を行う、これが基本です。

一枚でシンクロ召喚まで完結できてしまうんですね。

 

それだけでは逆に面白みに欠けるのでは?と思われるかもしれませんが、そうでもありません。

展開方法に思考を割かれない分、相手の状況や先の展開、読み合いに思考を割くことができるのです。

 

相手の妨害は何個見えているのか、相手が手札誘発を握っていた場合どこに打たせたら自分にとって有利か、ブラフはいつ打とうか、本命はどれだ、という部分を考える余裕ができます。

もちろん、手札次第ではどうにもならない時もありますが、考えるリソースがあるというのは間違いなくアドバンテージとなります。

 

また、遊戯王に触れたばかりの人にとっても展開方法がシンプルなのは嬉しいですよね。

考えることでプレイングスキル向上に繋がりますし、他のデッキを使う際にも活かすことができます。

遊戯王というよりも、カードゲームを楽しむことができるはずです。

 

 

相剣の魅力その②

豊富な妨害手段!!

 

相剣は相手の妨害をする手段が豊富です。

 

まずは赤霄ですね。シンプルに相手の効果を止めることができます。

そして相剣暗転。相手のカードを2枚破壊できます。

さらには承影もカードが除外された場合に追加でフィールド・墓地を除外できます。

そして七星龍淵も相手が何かしらの行動を起こしてきたら、そのカードを除外します。

 

効果無効、破壊、除外と妨害の種類も多岐に渡るため、様々なカードに対応することができます。

さらには妨害がモンスターにも罠にも存在していることも大きいです。

 

前盤面でも後盤面でも妨害を用意できることは大変ありがたいです。

…片方に寄ってしまうと、そちらを封じられてしまうとどうしようも無くなりますからね。。

 

ただ、展開回してたくさん妨害を用意して何もかもを全て止める、といったことは相剣には難しいです。

なので、相剣テーマ内で妨害を用意する、となると最大でも4つ、最低2つというくらいですかね。

 

しかし逆に考えると、最低でも2つの妨害は安定して用意ができる、ということです。

この妨害をどこに使用するか、相手デッキのマストカウンターはどこか。

こういったことを考えながらプレイをする必要があるので、やはりプレイングスキルの向上も見込めます。

テキトーに妨害しても相手の動きは止まらないことが多いですからね…

 

こういった点も「遊戯王やってんなぁ~」とか「カードゲームやってるわぁ~」と楽しく感じられるポイントかな、と思います。

 

 

相剣の魅力その③

必須カードが少ない!!!

 

必須カード、というのは相剣の理想的な動きを実現するためのコンボパーツ、といったカードを指しています。

これは魅力その①にも通じますが、展開が非常にシンプルなんですね。

つまり、展開の中で使用する「カードの種類」が少ないのです。

 

正直、上記に挙げた相剣カードがあれば最低限相剣としての動きはできます。

メインデッキのカードが6種類×3枚をデッキに入れてもたったの18枚です。

 

もちろん、相性のよいカードや今回紹介していないカードもありますが、それでも種類は多くありません。

つまり、デッキの空きスロットが多く用意できるんですね。

空いている枠に何を追加するのか。

 

これは人の好みによりますね。

手札誘発を入れるのか、コンボよりのカードを追加するのか、初動を安定させるためにドローソースを追加するのか。

自由度が割と高いんですね。(幻竜族以外を追加するのはおススメできませんが…)

 

自分だけの個性を出しやすいのも、相剣デッキの魅力の一つかなと思います。

 

 

相剣の魅力その④

強い!!!!

 

相剣は強いです。

少なくとも弱くはないです。

環境デッキにも十分通用します。

最近だとネクストプレイ杯で準優勝された方もいらっしゃいますし、公認大会でもたまに入賞しています。

相手ライフを削る手段も、妨害手段も、安定感も相剣にはあります。

全体的なカードパワーで分が悪くても、プレイング次第で勝つ可能性を高めることができます。

 

使えば使うほど、不思議ですが強くなっていくテーマなのです。

自分が相剣を好きになった一番の理由です。

とにかく使っていて楽しい、使えば使うほど楽しい。

最高のテーマですね。。。

 

 

【まとめ】

いかがだったでしょうか。

正直、まだ書き足りないくらいなのですが、もうすぐ6000文字を超えてくるので今回はこのくらいにしておきましょう。

 

まだまだ相剣については記事を書いていく予定なので、これから小出しにしていきます。

ひとまず相剣カードはどんなものがあるのか、相剣の魅力は何なのか、について大筋はお伝え出来たかな、と思います。

 

ブログビギナーなのでダラダラと読みにくい文章になってしまったかもしれませんが、優しく見守っていただけると大変ありがたいです。

まだ2記事目ですからね。

 

具体的な展開や考え方については一切記載しませんでしたが、今後そういったところも書いていけたらなと思うので、楽しみにしておいてください。

…役に立つかはわかりませんが。。。

 

 

ではでは、今回はこの辺で。

また次の記事でお会いしましょう。